2ヶ月に渡るワタリウム美術館オンサンデーズでの展示販売会は10/4に終了致しました。多くの方にご来店いただき誠に有り難うございます。co・zenの取説の中でも記してある通り、器を手に取り口をつけて食事をする。それは世界でもめずらしい触感を大切にする食の慣わしです。なかでも木の漆器に口を触れたときに感じるなめらかさ、ぬくもり、みずみずしさ。この繊細な感触こそ、今日まで漆器が日本人に親しまれてきた理由かもしれません。この素敵な木と漆文化を、これからもNUSHISA+竹俣らしく創造していきたいと思います。そして毎回今まさに欲っする本やアートとの出会いをくださるオンサンデーズ草野さん、鈴木さん、岩本さん。改めてモノを紹介するヒトの魅力に気づく、個人的にも貴重な経験でありました。今後もアイテムを絞り少し置かせていただきます。そしてワークショップの開催、コラボ商品の開発も進めてまいります。いいの作ります!有り難うございました!
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「畳のうえの家具」

銘々膳やちゃぶ台の前に座るという「畳式」から、椅子に腰掛ける「椅子式」へと変化していった日本人の暮し。衣服、食習慣、住空間、物流や地域など理由は様々。一家に一室は畳の部屋がほしいものですね。今回運良く「畳の部屋で使うテーブルセットがほしい」とのオーダーをいただき、関心のある分野だったので時間をかけてデザイン・制作させていただきました。机と椅子、長腰掛けの一式揃いです。左の椅子の座面には手漉き和紙(柿渋染め)を張りより日本的な素材、手法、触感を試みました。座面に張るうえで強度や伸縮、作業工程など課題山積でしたが検証を繰り返し合理的で心地よい座面ができたと思っています。メンテ法も実にユニークでこれは後日ご紹介します。机高も椅子座高も650mm、350mmと通常のものより低く、日本間の天井、縁側、建具、借景、床の間の関係から適した高さかと。畳に凹みがつかないよう接地面は線で捉えています。細かいディテール、バランス、軽さも悪くないです。今後はぜひオリジナル家具としてご紹介していきたいです。
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