「DESIGNTIDE TOKYO 2009」に九谷焼の上出長右衛門窯が参加するとのお知らせをいただき伊勢丹新宿にいってきました。テーマが「fantastic living」なのでなおさらです。これまでの伝統的なお仕事に加え、後継者上出恵悟氏ディレクションによる九谷焼でしか実現できない美術工芸品の数々を手にとり購入できるというまとこ楽しい展示となっています。
九谷焼はそれぞれの工程で高い技術を要するため多くの作業が分業制になっており、専門の職人たちがいます。私はこうした職人たちによるリレーと、それを経て出来上がった綺麗なものにとても惹かれるのです。
そして今回さらに興味をそそるのが上出恵悟氏がデザインする九谷焼(もちろん本人も手や筆ときには前歯もつかいます)。最近では「KUTANI SEAL WORKSHOP」やねずみの陶工「ちゅう衛門」先生の個展を開催するなど、九谷焼と現代人の距離を縮める活動をされています。個人的に知ってほしいのが、作品の多くは彼の表裏一体なアプローチを通して、職人・とうちゃんかあちゃん・じいちゃんなどの窯の人たち全てが関わることで完成した作品だということ。これもひとつの古き良き日本の伝統工芸のあるべき姿なのでは、と考えさせられるということでした。
中には冗談極まりないものもありますが、これを恵悟氏をはじめとする真の職人たちが本気でつくるもんだから全然冗談になってない。次は何だ、と毎回思わてくれる期待を裏切らない上出長右衛門窯の展示でした!

「Fantastic Living」と同じフロアでは
moreTreesの「鳩時計コレクション」も開催しておりこちらも同様見逃せない。

伊勢丹新宿にて11月10日まで


店主
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左:購入した牛乳瓶、右:スミコ(母)が飲んだ牛乳瓶
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でもれっきとした九谷焼 上出氏作
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皿をとびでた一閑人。これはバッジ
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花が散りばめられた髑髏の菓子壷 \840,000 売約済!