築地本願寺の境内に『カフェ・ド・シンラン』というおかしな名前のカフェがあります。
シンランとは浄土真宗の開祖「親鸞」にちなみつけられた名前で、雑誌『ソコトコ』が仏教の教えをカフェから発信しようと去年9月から期間限定でオープンしたカフェレストランです。

さて「親鸞」ってどんな人?

「親鸞」は鎌倉時代にいた坊さんで浄土真宗の開祖です。坊さんと言うのは「戒律」という仏の規律を守るものですが、親鸞ははなっからそんなものは守らない大変な坊さんでした。
 
 ・妻帯はする
 ・子どもはいる
 ・肉魚は食べる
 ・子どもに反抗だってされる

坊さん以外の人たちとなんら変わらない普通の生活をおくる親鸞。自ら「非僧非俗」(僧侶でもない俗人でもない)であることを生涯貫いた人でありました。坊さんもいずれ普通の生活になるという今では当り前の事を800年も前から予測した先駆けの人でした。
また親鸞は「念仏を唱えれば浄土へいける」という浄土教の教えに疑問を持ち、当時何もなかった千葉県に渡って、ひとりで人を集めて説教をはじめちゃいます。寺も持たず誰の家だろうと場所さえあればどこでもやっちゃう。厳しい戒律もありません。仏像やお経もなくて全然おっけー。浄土はあの世にあるのではなくここにある。だから宗教のほうから人々に近づいていけばいい、そんな考えの持ち主でした。でも親鸞は比叡山で何十年と修行も積んでいて、しかもなんてたって大知識人。いくらみんなと同じ立場だって庶民や農民に言ってもわかってもらえない部分もある。「おれらはあんたみたいなエリートとは違うんだ」って。
雑誌『ジッポウ 3号』で作家吉本隆明氏と糸井重里氏の対談がありその中で吉本氏はこう話します。
「親鸞は自分のほうから大衆に近づいていった。しかし大衆はある程度以上は近寄ることを許さない。そのわずかな距離感というのが、親鸞による「浄土真宗」という宗教の根本義なんです」と。親鸞はその根本とした距離を最後の最後まで詰めていったようです。

その距離感は時代は変われど今も無くなっていません。私たちの普段の人間関係や社会、また文化や宗教の違いなど共有できない部分はたくさんあります。その共有できない部分やズレ、そのこと自体を理解するというのか認めるというのか知るというのか。親鸞はそこに何を見ていたのでしょう。

大きなことから小さなことまで現在さまざまな衝突が起こっています。
親鸞的思想、仏教の価値観はこれら解決の糸口になるのではと今関心を呼んでいます。

親鸞の教えに共感し、また坊さんを説得するという歩み寄りではじまった『カフェ・ド・シンラン』
カフェというコミュニティーを通して親鸞の教えを発信していく誠に頼もしいカフェでした。
悲しくも6月をもって期間満期のため閉店。残念だけど築地本願寺にいくことと、考える機会を与えてくれたことに感謝します。そうそうウチも実家が浄土真宗でした。

親鸞の教えは800年経った今もぜんぜん生きてます。


店主
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店の隣には親鸞聖人の像が。メニューは肉料理もばんばん出ます。いただく事で命の大切さを噛みしめます。
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チェコからメールが届きました。
チェコ人の夫Vladimir Groh氏とともに陶芸家として活動されるニシダヤスヨさん。
最近のチェコは「お茶」と「日本食」がブームで、今回ニシダさんたちが数人でお茶会を主催したようです。
この写真、気になる要素満載です。そしてこの写真を見てある言葉を思い出します。


「 一碗からピースフルネスを 」   裏千家大宗匠・千玄室


こういうの はっきり言って 大好きです


店主
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ニシダさんは写真を撮っている人
湖とともに都市生活を楽しむをコンセプトに、となり町に突如現れたレイクタウン。
そこの水上ステージというところで先日サンバのライブが行われました。
出演はブラジル音楽ギタリストとして著名な加々美淳氏のユニット「Xacara」。

はっきりいってSAUDADE!

店主
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越谷出張合唱団の皆さま
去年は台風で中止になった吉川八坂祭りの御輿。
時より爽やかな夜風が吹くなど、とても良い天気に恵まれました。
吉川の御輿は上に投げるのが特徴で、遊びにきていた姪っ子二人は大喜び。
同級生も結構担いでました。
御輿を担ぐときに「甚句」といい音頭をとる民謡のようなものがあって、
それを歌う各町内ののど自慢の人たちがいます。
あれには憧れちゃいますね。

店主

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はじまりました「夏に砥部焼」。

夏らしい涼しい器が並んでおります。

飯碗・湯呑・そば猪口・徳利・皿・鉢・どんぶり・ボトル・花器などアイテムもさまざま。

砥部焼に囲まれた店内は、いつもに増して爽やかです。


店主
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今日から金・土・日と2度の週末に渡り計6日間、北浦和にある手打ちうどん「一兆」さんの生うどんを販売します。一兆さんは去年12月に北浦和駅近くに開店したうどん屋さんで、お汁にたいへんよく絡むちぢれ麺が特徴です。コシはもちろんモチモチした食感とツヤ、そしてつるるるるんのるーん、と通っていくのどごしをぜひ皆さんにも味わっていただきたいと思います。店長の河原氏は現在35歳。生涯現役にこだわる気合の入った方で、その力強さは打つうどんによく表われています。この時期ですと冷たいうどんとお汁の「もり」で召し上がるのをおすすめします。きっと河原さんのパワーももらえるに違いありません。
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販売日:25(金)26(土)27(日)1(金)2(土)3(日)1日30食